前書き
昨日の散歩帰り、うんこが漏れそうになった。
金がないので節約のために、外出時は水筒を持ち歩いているのだが、久しぶりに外気が
暖かく、汗をそこそこかいてしまったので、ついつい水を飲み過ぎたのかもしれない。
何はともあれ、猛烈な便意に襲われた私は、凄まじい雷雨のせいで死にかけた時以来、
厚かましく神頼みをした。しかしながら、過去、半年以上に渡る私の乱れた生活習慣で
肛門括約筋は大幅なデバフをくらっていたようで、それはまあ悲惨な結末を迎えた。
もう少しで自宅だったのが不幸中、唯一の幸いだった。
ワイシャツにこべりついた汚いカレーの染み抜きをするように、洗面所で事態の収拾を
図りながら、ある決意をした — そう、二度とお漏らしはしない。腸活をしよう、と。
生まれつきずっとお腹が弱い。それを齢22まで放置してきた結果、このザマだ。
私には今後、大学への復帰と年明け以降に就活が控えている。
現在のゆるりとした生活は終わりを迎え、緊張する場面が増えることは明白である。
その度に、「うんこを漏らすんじゃないだろうか...」と怯え、夏でも腹にカイロ貼るか?
センター試験の時と同様、オムツを履き、時にナプキンを装着して、戦いに臨むのか?
もうそんな人生は嫌だ。俺は腸を鍛え、腸サイヤ人(Intestinal Saiyan)になる。
_________このシリーズは、そう。僕が最強の腸サイヤ人になるまでの物語だ。
腸内環境・腸内細菌に関する調査
敵を倒すには、まず、情報収集が不可欠である。
体系的に何かを学びたいなら、読書一択だ。
さっそく、覚えたての検索演算子を組み合わせ、以下の条件に合う書籍を探した。
- 著者が学位を持った人間。また、腸内細菌の研究者であること。
- いわゆる「腸活」の体験記ではなく、解説が目的。
- 信頼のおける出版社から発行された書籍である。重版されていれば尚良い。
なお、本エントリは、情報提供を目的としておらず、書籍の内容にも触れないから、
実際に購入した書籍名は割愛する。
TO DOの作成
学習後は、即実践が鉄則である。スピード命。
以下に「腸内環境改善」を目的として、何をすべきか箇条書きでまとめた。
- 適度な運動
- 規則正しい起床・就寝
- 腸内環境改善のための食事
- ストレス発散
- 毎日のうんこ観察
適度な運動
体調不良・天候が大荒れしている時以外は、毎日2時間近くウォーキングしている。
加えて、軽い筋トレとストレッチも行っている。よって、十分である。
体力と筋力がだいぶ戻ったので、来年は、水泳など負荷を上げた運動に取り組みたい。
規則正しい起床・就寝
体調不良・精神不安等の理由で、月の1/4は達成できていない。
睡眠薬の服用時間を調整すれば、ある程度コントロール可能だと思われる。
病気がこのまま快方に向かえば、自然と改善されると見込んでいる。
それでダメなら、別の手段を考えるとしよう。
現在は24:00〜25:00の間に就寝し、8:00頃に起床しているが、朝方が好ましい。
ただ、周囲の人間が夜型で、コミュニケーションの便宜を踏まえ、日付を跨ぐ程度の
時間帯に寝る方が何かと都合が良く、現状に甘んじてしまっている感が否めない。
双方が満足できる妥協点が見つからない場合は、関係を絶った方が自分のためになると
最近はよく考える。タイミングも含め、実行に移す際は要検討。
腸内環境改善のための食事
Before:
2.5杯の白米+豚肉200g+野菜(主にキャベツ、白菜、もやし、人参、生姜)+卵を
基本単位としている。これに加え、コーヒーを2杯飲む。菓子や清涼飲料は全くなし。
After:
適切な食事内容が最も重要である。
書籍から理想的な食品のヒントを得て、具体的に何をすべきかは把握したので、
散歩ついでにスーパーまで買い物に行った。
以下、購入品。
- プレーンヨーグルト400g *2
- 冷凍ブルーベリー 200g
*家族から「おつかい」を頼まれた品物は省略。
これに加えて、(1)オリゴ糖、(2)きな粉、(3)魚介類(できれば光物)を探したが、
オリゴ糖は砂糖のコーナーに置いておらず、きな粉は存在をすっかり忘れていて、
魚は閉店間際でほぼ在庫がなく、残っていたのも目当ての品ではなかったので、断念。
体調に応じて、整腸剤も併用しつつ、腸活に適した食生活の実践を行っていく予定。
このシリーズは、その経過観察を目的としている。(なお、シリーズ物は失踪しがち)
具体的な方針を以下に記す。経過に伴い、内容は随時アップデートしていく。
- 動物性タンパク質ではなく、植物性タンパク質を中心に摂取する。
- 肉は週に2食程度に減らす。
- (生死に関わらず)乳酸菌を定期的に補給する。
- 主食のオートミール、副菜のサラダ等で食物繊維を十分摂取する。
ストレス発散
音楽がないと生きていけない。冗談抜きで、ずっと音楽を聴いている。(多様性はない)
本エントリが初出の情報だが、35万近くの安物だが、夜にアコギやピアノを弾いても
外に音が漏れない防音室を所有している。(だんぼっちグランデを魔改造した)
毎日のうんこ観察
乳褐色で、バナナ状の柔らかい便を理想とする。
現在は、ウサギのそれと見紛うほどのコロコロ具合い。色は黒に近い。
排便記録のアプリを利用しても良い。(できれば画像も合わせて記録したいが...)
懸念を挙げるならば、「トイレットペーパーの存在」であろう — 糞が隠れてしまう。
教育機関が提示している検便向けの採便法を検索してみたが、いずれもうんこ全体を
視認することができないものだった。とりあえず、今日は便器に捨ててあるトイレット
ペーパーをうんこ観察時に、棒状にしたトイレットペーパーで片付けて対応した。
まじまじとウンコを見つめる経験は、実にシュールだ。
「クソ」繋がりで、鼻くそも今度から観察することにする。
次回更新予定
次回のエントリは、10月初旬を予定している。
月に1回、経過報告できることが理想的だが、体調や忙しさ次第だ。
では、皆さんも良いウンコライフを。