久しぶりにインターネットが面白かった、いい日だ。

Chromeの検索演算子

今まで、正規表現とAND, OR, after, before, site くらいしか使ったことがなかった。

ふと気になって一覧を見てみたら、面白い演算子が豊富だったので、試して遊んだ。

これまで何となく、「キーワード検索しても完全一致しねぇなあ」って思ってて、

フレーズ検索の存在を知らなかった。情報弱者すぎる。

 

便利だと頭ではわかっていても、使い慣れるレベルまで到達しないものは多い。

最たる例が、ランチャーアプリ。利便性は理解しているし、一応入れているけど、

ついついコマンドラインで済ましがち。生成AIは初めて使った瞬間に、一生使い続ける

なと思い、実際その通りになっているので、利便性が従来の方法を捨てるストレスに

負けているんだろう。あーこれ、合理的行動やわ。

 

まぁでも、検索演算子は今後も使い続ける気がする。それくらい便利。

難点があるとすれば、うまいこといかなくて、似たようなクエリを連続で送ってると、

reCAPTCHAが出張ってくることくらい。

 

僕が 僕1人が人間やねん

全部ウソやねんこの世界

 

クローラーの仕様

そんなこんなで(?)、某ソシャゲが打ち出してるとある施策の開始日を探していた。

そしたら、検索結果に出てくるスニペットは正しい内容なのに、URL先のページには

異なる内容が出てくるという現象が発生した。で、理由を考えた。(SEOよく知らん)

 

まず、スニペットが古い=インデックスに登録された内容が古いままと思う。

ということは、再クロール(キャッシュの情報が更新されていない)されていない。

で、ルートディレクトリ直下のsitemap.xmlを見てみた。

該当ディレクトリのchangefreqは"daily"、priorityは2番目の"0.8"に設定されていた。

Google botの詳しいアルゴリズムはわからないけど、クロールバジェットの関係上、

該当ページは「自動で」再クロールされなかったと判断。

 

↑は正直どうでもよくて、問題の本質は「内容の齟齬がでかすぎる」こと。

サーバーに置いてあるファイル名が、命名規則の変更や一部ファイルの削除などの理由

でズレてしまったんだと結論づけた。(連番がずれてるだけなので、リンク切れとか、

リダイレクト設定してないとかの問題はなさそう)

それで、再クロールされなかったから、間違った情報が載っていると。

 

よくわからないけど、仮に「一時的なファイル名変更によるコンテンツのずれ」でなく

「番号ずれが起こった場合の対応を決めていない or 番号ずれによって起こり得る影響

をそもそも把握していない」なら、企業側の対応としては微妙な気がする。

クローラーがまたすぐ来るやろ!って考えているなら、後日検証すべきだと思う)

 

会社の広報活動の一環として、Webページを公開するって、21世紀だと当たり前だと

思うのだけど、一度公開したコンテンツの管理に関しては、割と杜撰な印象。

 

ウチの大学も結構、「この情報、古くね?」というページが検索上位に居座りがち。

アクセスの多そうなページだったので、FAQやらそれらしいページを一通り見てから、

事務にそれを伝えたことがある。そしたら、「こちらが最新の情報です(リンクペタ)」と

返信されて、「あらら、ごめんなさい...」と申し訳なくなったことがある。

 

カスタマーサポートをやる部署に携わってた経験があるからかもしれないけど、

残念ながら「テキストは冷たい印象」という被害者意識の強い人がこの世に多いので、

「ご連絡いただきありがとうございます」の前口上くらいあっても良いかもなと思う。

 

礼節を欠いて匿名でいきなりレスバをしかけた訳でもなし、お行儀よく検証材料まで

付けて問い合わせたのに、あまりに適当でちょっとだけ悲しかった。

見落としがあったのは事実だし、かくいう私もone of thoseかもしれない。

(でも、顧客目線で問題があるから、時間割いて連絡したのに、やっぱ冷たいだろ😤)

 

こういうのカスタマーハラスメントになってしまうんだろうか...

某大手エアラインが出してるガイドラインには、該当しなそうだからギリセーフかな...

 

というか、Webサイトのコンテンツ然り、自分が発信した内容の保守というか、一貫性

というか、そういうモノはやっぱりうまいこと管理しないと、災いの元になるかも。

 

そういう意味でいうと、やはり天下のITジャイアンGoogle様のセクションごとに

識別番号を振って、報告しやすくするページはとても効果的で参考になると思う。

Slackもフィードバックの対応早いし、顧客対応が得意そうだよね。実際、好印象だ。

 

てか、Webページの保守運用って、ECMに該当するんだろうけど、どうなんだろうか。

というのも、「溜まったデータを活用できていない」「ユーザー部門の裁量でデータを

分析できない」みたいな課題があって、DWHに移行して、BIツールぶち込んで、

SQL頼まなくていい!工数削減だ!」みたいに言っている事例が目につく気がする。

 

そりゃ、もちろん事情は大きく変わるだろう。(特に秘密保全とバックアップ)

でも、広報サイトや社内ポータルのコンテンツ分類が完全にAIによって運用されている

企業はどれくらいあるのだろうか...(それに部署や担当者別に作成され、資料が乱立

するという現象は人間側の意識か仕組みが変わらない限り、なくならないのでは?)

 

www.ibm.com

 

aws.amazon.com

 

Notionはそういう意味で言うと、個人レベルでは満足にコンテンツ管理できるね。

AI搭載で、特定の内容に関するエントリを特定、該当箇所をマーキングもできる。

 

・・・明日はどっちだ。

以上、休学中の引きこもりによる推測に推測を重ねたお気持ち表明でした。

 

 

繋がりを感じると「正しい道にいる」気がして、嬉しくなる。

 

事の発端は些細なことだった。

もしも、不動産の場所が筒抜けになったら、住所を公開するのが不都合なケースで

どうするんだろうかと疑問に思った。そう、例えばデータセンターの住所。

 

「会社が持っている不動産って、特定できるのか?」と気になった。

まず、自治体の固定資産課税台帳は、2点の理由で使えない。(自明なので省く)

「法務局の」不動産登記も、上記とほとんど同様の理由で無理。

 

そんな時、民間が提供しているサービスを初めて知った。

うまい言い方を考えないといけないが、「びっくり」した。

名寄せは便利だけど、それがなぜ公的にないのか、背景を考えるきっかけになった。

 

DCの流れで印西市に関して色々調べていた。

昨日、ペロブスカイト太陽電池について調べていて、主要材料のヨウ素が千葉県で豊富

だということを知った。また千葉だ、繋がった。嬉しさ+1。

 

そしたら、過去にWikiLeaksで某クラウド大手のDCに関する内部告発があったことを

知った。WikiLeaksNHKのラジオで取り上げられていて、先月その存在を知った。

まただ。繋がリーヨ、+1。

 

誤情報の可能性があるとしても、自慢げに住所まで公開して解説している記事を見て、

その不道徳さに少し憤りつつ、共同設立者であるアサンジ氏の経歴を調べた。

てか、"saga"ってバイキングみたいな「英雄譚」的なポジティブな印象なんだけど、

メディアは中立な表現を使った方がいいんじゃないだろうか。勘違い?

 

abcnews.go.com

 

話逸れるけど、シャドーイング続けてるからか、普通にBBC聞き取れてすごい。

でも、街の外国人ペアがお互いに何を喋っているのかは断片的にしかわからない。

30歳までには英語だけじゃなく、中国語まである程度できるようになりたい。

 

大学1年の頃、バイト先で仲良かった(のに名前忘れた)中国人がいて、その人と互いに

言語を教え合う謎の経験を半年近くしていた。

 

彼について覚えているのは、やけに押しが強いこと、女はスキー場でナンパしろと主張

していたこと、鶏もも肉をコーラで煮て食わされたこと、現地人だらけの中華料理店に

連れていかれて甘すぎる飲み物を奢られ、不味すぎて残したこと・・・くらい。

 

あと、アネッサの日焼け止めを毎日塗っていて、色白は最強だと唱えていた。

「色の白いは七難隠す」私の脳裏に深く刻まれた言葉だったから、彼とは気が合った。

もう顔以外は覚えてないけど...(普通は声とか顔を先に忘れるのに変だよね)

 

彼と再会した時に、お互いの言語で不自由なく口喧嘩できるレベルが目標だ。

30になったら、LINEしてみようかな。その頃、LINEが残っているかわからないけど。

 

やっと寝れるわ、我ながら文章長ぇよ。

そんなこんなでWikipediaを読んでいたら、たまたま「ノート」なるタブに目がいった。

感動した。丁寧にレスバしてた。English Channel(日本語だと表記揺れするから英語

を使っている)について調べていて、本当に偶然見つけた。

卵を割ったら、黄身が2つだった時と同じくらい嬉しかった。

 

どうやら、彼らは「検証可能性」なるものを非常に重視しているらしい。

このエントリで誤解を与えたくないので、詳しくは下記を自身でご覧いただきたいが、

これまで自分の中に抱いていたWikipediaは虚像であると気づいた。

そう、Wikipediaは「辞書」でも「百科事典」でもないのだ。目から鱗だった。

 

ja.wikipedia.org

 

人物から地理、果ては経済現象までノートを見てみたが、大半の編集者がWikipedia

ルールに従っていて、大変驚いた。自治厨を忌避する人も中にはいるだろうが、RTFM

って感じで、どこぞの掲示板は「井戸端」だが、ここは「フォーラム」だなと思った。

 

私の高校にいた倫理の担当教諭が、「俺はWikipediaを編集している、寄付もする」的な

ことを言っていたのを思い出した。妻の奨学金を代わりに払った、と言っていたのが

とても印象に残っている。理由はわからない。たしか、色々とザビエルに似ていた。

 

サラッと検索しただけだが、Wikiでの議論(レスバ呼びは失礼だと思い改めた)は、

そこまで注目を浴びていない気がする。興味深いので、ぜひ覗いてみてほしい。

 

終わりに

  • 知らないこと多い。
  • 知ってることも、実は間違っていたり(Uberが過去に独占禁止法で訴えられた件について、「タクシー」ではないので法を掻い潜って、価格競争で優位を得ていたのだと勘違いしていた)、全然「知っている」レベルではなかったりする。
  • もうほぼ朝、バカ。